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秋山財団報告会

秋山財団報告会


 公益財団法人秋山記念生命科学振興財団(秋山孝二理事長)の助成事業「ネットワーク形成事業」の助成団体による2009年度報告会が先週4月24日土曜日に行われ、秋山財団に取材に行きました。ネットワーク形成事業は「北海道発の新しい公共の担い手(社会起業家)を育成して、分野横断的な課題に対してネットワークを形成し、解決に取りくむプロジェクトを支援」するもので、人材育成とネットワーク構築に主眼を置いています。各団体の活動内容などについては『ISM』に連載しています。
 現在助成を受けているのは、「健康自給率向上の実技市民講座」(遠友・いぶき)、「持続可能な持続可能な地域社会形成に向けての新たな公的事業活動システムのあり方についての調査研究事業」(社会起業研究会)、「民間企業と生産者による継続可能な特産品ブランド化計画- 3年かけて作り上げるビジネスモデル -」(北のお魚.net)、「十勝農業イノベーションフォーラム十勝の大地が地球を守る~農地土壌への炭素蓄積による地球温暖化防止と地力増進~」、「日本列島の原生的森林において、伐採・環境攪乱が森林生態系及び生物多様性に及ぼす影響評価」(日本森林生態系保護ネットワーク(CONFE JAPAN)、世界先住民族ネットワークAINUの6団体。このうち当日は北のお魚.netを除く5団体が2009年度の活動報告を行いました。
 出席者は各団体の報告者、秋山理事長以下、財団の理事・評議員の方々。活動内容については、連載のための取材を通して知ってはいましたが、改めてまとまった報告を聴いてみると、興味深い内容ばかりでした。
 CONFEの報告では、大雪山系の山の航空写真に衝撃を受けました。以前から、国有林の国道から見えない山で大規模な皆伐が行われいているという話は聞き及んでいましたが、実際に写真で見ると、撮影した範囲ではありますが、あちらこちらに伐採跡があって、痛々しい限りでした。それも国立公園内の天然林だというのですから驚きです。
 林野庁北海道森林管理局は北海道内に多くの国有林を持ち、その大半が人工林ですが、報告のあった山は天然林です。天然林の斜面全体を皆伐しています。なぜ、人工林ではなく天然林を伐らなければならないのか、疑問に思ったので、報告会が終ってからCONFE報告者の方に訊いてみました。すると、「天然林にはコストがかかっていないから」という答が返ってきました。なるほど。しかも樹齢100年以上にもなる立派な樹を出荷できるので高値で売れる。人工林ではせいぜい50年だそうです。
 日本の天然林は、北海道の大雪山系と沖縄のやんばる、そのほか本州の1~2ヵ所にしか残っていません。その貴重な天然林の樹木を木材にするために伐採してしまうのは、言わば「収奪」であり、とても文明国とは言えないような気がします。
(編集長)
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グループホーム火災と「福祉の貧困」

「みらいとんでん」火災


 発売中の『月刊ISM』5月号で認知症グループホーム火災について取り上げました。主旨は、3月に火災が発生し入居者7人が亡くなった「みらいとんでん」を運営するみらい25の防火体制に不備があったことは事実であり、経営者に批判が集まるのは致し方ないことかもしれませんが、スプリンクラーの設置に多額の費用がかかることや、介護保険報酬の低さから十分な夜間介護体制を敷けない実態を考えれば、福祉に予算を割いてこなかった日本の貧困こそ問題ではないでしょうか、というものです。
 「みらいとんでん」の火災を受けて行われた実態調査では、道内のグループホームの3割に消防法違反が見つかったそうです。報知器・通報装置などの未設置、防炎用カーテンなどの未使用、消防訓練の未実施などです。また経過措置期間中ですので違反ではないのですが、スプリンクラーの設置が義務付けられている施設(延床面積275平方メートル以上)のうち356施設が未設置でした。
 グループホームは、高齢者、認知症患者、知的障碍者などが5~9人で共同生活を行う施設で、公的施設が不足する中で近年増えていますが、施設規模・経営規模が小さなところが多く、「みらいとんでん」のように一般住宅を改造しているところもたくさんあります。そこで働いている介護士の収入も決した高くはありません。運営する企業も中小・零細企業で、ギリギリの採算の中で運営しているところが大半です。
 火災による被害を防ぐには、火を使わない暖房設備や警報機・通報装置、スプリンクラーなどの設備のほか、万が一のときの避難体制が重要ですが、これらを十分備えるだけの経費を捻出できないことも多いのです。例えばスプリンクラー設置が義務付けられている施設には、1平方メートル当たり9000円の助成金が出ますが、義務付けられていない小規模なグループホームは丸々自己負担となりますから、スプリンクラーを設置できない、ということになってしまいます。「みらいとんでん」もこのケースです。
 これからますます高齢者・認知症患者は増えていきます。核家族、共働き世帯がほとんどですから、家庭で面倒を見ることも難しい。となれば、何らかの施設が必要です。大規模な高齢者向け介護付きの施設に入居するだけの家計の余裕がある世帯はごく一部です。比較的安い費用で入居できる(それでも月十数万円かかりますが)グループホームのニーズもそこにあるのですが、防災設備一つとっても決して十分とは言えない「福祉の貧困」の実体が今回の火災で明らかになったと言えるでしょう。
(編集長)

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2040年の道内人口414万人に

 北海道経済連合会(道経連)は先週4月17日に30年後の北海道の人口推計に基づく調査報告書「人口減少・少子高齢化社会における社会資本整備の必要性」をまとめました。
 『道新』の記事によると、国立社会保障・人口問題研究所の推計を基に2040年までの人口を独自に推計したところ、現在約551万人の道内人口が2030年には468万人、2040年には414万人に減るそうです。6圏域ごとに2005年と2040年を比較すると、道央圏は343万4000人から274万人に、道南圏は49万6000人から29万8000人に、道北圏は67万3000人から43万2000人に、オホーツク圏は32万5000人から20万2000人に、十勝圏は35万4000人から26万2000人に、釧路・根室圏は34万6000人から20万6000人に、それぞれ減少。減少率では久白・根室圏、道南圏が40%減と最も大きく、オホーツク圏38%減、道北圏36%減、十勝圏26%減、札幌を含む道央圏も20%減となるそうです。また、2030年までに就業者人口は260万人から227万人に減少、GDPは20兆3000億円から17兆9000億円に落ち込むということです。道経連の報告書では、「地域社会が存続の危機に陥る」と警告しています。
 おそらくこの少子化傾向は、もう当分止められないでしょう。フランスでは多様な家族形態を認め、子供や子育て世代に対する助成などを手厚くしてようやく出生率2%を維持していますが、日本の子供・子育て世代に対する支援は今年からようやく子ども手当てや高校授業料無償化が始まったばかり。何もしないよりはマシという程度で、効果はほとんど期待できません。フランスその他の欧州諸国と比べお寒い限りです。
(編集長)

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春の嵐

2004年台風18号

 13日、14日の道内は発達した低気圧の影響で強風が吹き荒れました。広尾では14日に最大瞬間風速40.6mを記録しました。2004年の台風18号を思い出した方も多かったのではないでしょうか。あの時は札幌でも50mを超える強風が吹き、大きな被害が出ました。当社の事務所周辺でも街路樹が倒れて自動車が潰れたり、トラックが横転したりしていました。
 写真はその日、道庁の駐車場で撮影したものです。強風に煽られてひっくり返り、しかも20mほど飛ばされたそうです。
 げに自然の力は恐ろしい。人間はそのことを忘れてはいけないということでしょう。先日の石狩の座礁船や、昨年のトムラウシ山遭難事故なども同じことのような気がします。
(編集長)

テーマ : その他 - ジャンル : その他

『月刊ISM』5月号出来!

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『月刊ISM』5月号が完成、納品の運びとなりました。15日は書店の店頭にならびます。主な記事は以下の通りです。

■ISM創刊20周年記念特集 北海道論「これからの20年」
食料安保を国家戦略にはまなす財団会長 小林 好宏 さん

■シリーズ「低炭素社会への挑戦」 さらに重要になる森林の役割
《異見箴言ISM流》
■死してなお語り継がれる太田寛一の信念とイズム
■政党交付金への依存度アップを懸念 個人献金拡大への努力を惜しむな
■市町村長選で相次ぐ無投票当選 民主主義を実践する機会を奪うな
■警察庁長官狙撃事件の「概要」発表 もはや法治国家とは言えない

■人にやさしい暖かい街づくり 岩見沢市長 渡辺 孝一

■ISM座談会
首相の記者会見オープン化 アクセス権確保へ第一歩

 ご愛読のほど、お願い申し上げます。
(編集長)

テーマ : 雑誌 - ジャンル : 本・雑誌

ファイターズただいま3連敗中

 『月刊ISM』5月号の編集作業がほぼ終了、あとは最終校正を残すのみとなりました。発売は4月15日です。ご愛読のほど、お願い申し上げます。
 編集作業に忙殺されているうちに、我がファイターズは、3日にダルビッシュの熱投でチーム今季2勝目をあげたあと、再び黒星街道に突入してしまいました。昨日(4月7日)まで2勝10敗1分、借金8でリーグ最下位を驀進中です。
 打線には波があるので、ある程度打てないのは仕方がないとしても、打てないなら打てないなりに守備を頑張って最少失点にとどめ、少ない得点でも勝つ、というのがリーグ連覇した2007年のファイターズの戦い方でした。昨季はたまたま打線が好調でたくさん点を取れましたが、それもリーグ最少失策の固い守備があってこそです。
 今季はここまで特に内野のエラーが目立ちます。エラーがことごとく失点につながっていて、まったくファイターズらしくありません。守備の要だった金子誠選手の欠場が響いているような気がします。
 とは言え、シーズンは始まったばかりです。まだ131試合残っています。チームが弱いときこそ一所懸命応援するのが正しいファンのあり方だと思います。ので、あきらめず、最後まで声援を送りましょう。
(編集長)

テーマ : 北海道日本ハムファイターズ - ジャンル : スポーツ

『月刊ISM』5月号近日出来!

 『月刊ISM』5月号の編集作業が最終盤を迎えています。今月号の主な記事は、
■グループホーム火災にみる福祉貧困国ニッポン
■北海道論「これからの20年」はまなす財団会長 小林好宏さん
■「人にやさしい温かい街づくり」岩見沢市長 渡辺孝一さん
■時代に突き進む農業法人
■低炭素社会への挑戦~さらに需要になる森林の役割
■秋山財団ネットワーク形成事業「CSRで新しい潮流を」社会起業研究会・小磯修二さん
 などです。
 今日明日で最終校正を終え印刷所に下版。発売予定は15日です。
 ご愛読のほどお願い申し上げます。
(編集長)

テーマ : 雑誌 - ジャンル : 本・雑誌

北照、夏を目指して頑張れ!

 北照高校はセンバツ準々決勝で大垣日大に1-10で敗れ、ベスト4進出はなりませんでした。エースの又野君が先発しましたが、前日の親指負傷の影響で制球が定まらず1回途中で降板。千葉君がリリーフしましたが、大垣日大の勢いを止められず3回までに10失点を喫してしまいました。その後はよく投げて得点を与えず、反撃を待ちますが、なかなかチャンスが作れず6回の1点にとどまりました。序盤の失点が大きかったですね。又野君のケガがなければ・・・とも思いますが、「運も実力のうち」と言うように、「ケガも実力のうち」です。
 残念な敗戦ではありますが、センバツは2勝1敗。又野君のストレートとスライダーは全国レベルでも十分通じることは立証されましたし、2回戦で見せたバントでつなぐ戦法も見事でした。夏を目指して頑張って欲しいものです。
 かつて高校野球で北海道のチームが勝ち進むなんてほとんど期待薄でした。しかし、2004年の夏に駒大苫小牧が北海道勢として初めて全国制覇を成し遂げ、さらに翌年の夏も連覇して以来、北海道代表の活躍に心を躍らせることが多くなったような気がします。もう“北国のハンディ”なんて言わせないぞ、とも思えるようになりました。
 北照高校も駒大苫小牧と切磋琢磨して強くなってきました。あの田中将大投手(東北楽天イーグルス)と同期の植村祐介投手(北海道日本ハムファイターズ)も北照高校の出身です。確か2006年夏の南北海道大会準決勝で田中投手と植村投手が投げ合っていたと記憶しています。この2人の投げ合いを札幌ドームで見たいものです。
(編集長)

テーマ : 高校野球 - ジャンル : スポーツ

プロフィール

ISM編集部

Author:ISM編集部
『月刊ISM』
発行人/山田 勝芳
編集人/堀  武雄

発行/㈱情報企画
〒060-0003
札幌市中央区北3条西7丁目緑苑ビル913
電話/011(271)7651
FAX/011(271)7652
メール/ ismあっとまーくcoral.ocn.ne.jp 
*あっとまーくは@に変えてください。

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